『ゼロ秒思考』が説得力と問いを作る力を高める!?

皆さんこんにちは!Rantです。

 

今回は、赤羽雄二さん著、『ゼロ秒思考』ダイヤモンド社)のやり方と活かせそうな場面についてのブログを書いていきます!

 

 Rantとゼロ秒思考

ゼロ秒思考の効果って何だろう???

 

Rantとゼロ秒思考

私がこの本に出会ったのは2020年の1月、「地頭よくなりたいな~」「言葉を上手く使えるようになりたいな~」と思っている時でした。

「頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング」というフレーズに惹かれ購入。それ以来日々の習慣として実践しています。

 

いざ実践して以降、悩み事解消やメモ書きに集中するというマインドフルネス効果に加え、様々な効果があったと実感しています。

 

ゼロ秒思考の効果って何だろう???

「ゼロ秒で判断できる」、「悩み事を紙に書いてすっきりできる」等のメリットがありますが、最大の効果は「並列関係の要素を書き出せる」ことと「問いを作り出す習慣がつく」こと。これにより、以下2点のメリットがあります。

①ロジックツリーの作成

ゼロ秒思考では、設定した課題に対しての「答え」を3つから5つ書き出すことを行います。

書き出す要素は並列の関係が望ましいです。なぜなら、ゼロ秒思考を行うだけでロジックツリーを作成できるからです。

 

例を挙げてみましょう。

①「なぜ大学に通うのか」という問いに対し、

・学びたい学問を深めるには、大学で行われるレベルの授業が適しているから。(学問)

・就職活動において、大卒と高卒では就ける職種に違いがあるから。(進路)

・様々な背景を持つ友人と交流することで新たな刺激があるから。(交友関係)

との回答を自分なりに用意したとします。

各回答は基本的にMECE(モレ、ダブりなし)であり、並列の関係です。

 

出した答えに対し、さらに深堀を行います。

 

②「なぜ多様な背景を持つ友人と交流したいか」

・小中高と地元の学校に通っており、狭い世界で生きてきたから。

・新たな視点からの提案をもらうことで、新しい世界に進めそうだから。

・卒業後の進路が多様化すれば、困った時の助けになりそうだから。

 

これらを俯瞰してみてみると、①の問いの2段階下に②の回答が存在することが分かると思います。今回は交友関係に関する要素しか深堀しませんでしたが、他の要素も考えることで、「大学に通う」理由の説得力を高めることができます。

 

ゼロ秒思考を日々行えば、説得力ある思考を習慣にできるのです。

②日々の出来事に対し「問い」の作成ができるようになる

本書では、「1日に10個の問いを作成し、考えること」が推奨されています。

始めて数日のうちは問いの作成に悩みませんが、徐々にネタが尽きてきます。

しかしこれこそがゼロ秒思考の魅力だと私は考えています。

なぜなら、「考えるべき問いの設定を習慣にできるから」です。

10問書くことを目標にすれば、日々の生活でアンテナを立てる必要が出てきます。

これにより、今まで見向きもしなかった課題に気づき考えることで生活が改善されていくでしょう。

 

大変だとは思いますが、私と一緒に毎日10問の問いを作成し続けましょう!

 

 

以上、つらつらとゼロ秒思考の効果を書いてきました。

「本当に頭がよくなるのかなあ」という不安もありましたが、約10か月続けてみて、「並列した要素をいくつも考え出せるようになった」「言語化能力が高まった」といった効果を感じています。

まだ読んだことのない人、読んだけど実践していなかった方はぜひ!即座に行動してみてくださいね!!!